運動会シーズン。自分の子どもが颯爽と走る姿を親としたら見てみたい❗️と思いますよね。
一時「早く走れる靴」なるものがよく買われているような話を耳にしましたが、それを活用することは間違っていないと思いますが、普段から成長期のお子さんの足に関心を持ち、靴選びのポイントを整理し、安心して靴を選べることができるようになる情報をご案内していきます。
体操教室でよく見る変な靴は。。。
・大き過ぎる靴
・痛くて履けない靴
・踵がない靴
で、子どもたちからは、「少し大きめの靴を買ってもらった」とか、「もう少しで卒園だから、お兄ちゃん(お姉ちゃん)のお古をもらった」とか、「小さくて痛いんだけど、我慢して使ってる」という話を聞きます。
子どもの足は、幼児のうちにほぼ完成すると言われます。
裸足教育を売りにしている園もありますが、屋外においては安全な土の上、草の上、屋内なら畳の部屋ならまだしも、今や生活圏のほとんどのところは舗装され、室内も畳の部屋よりはフローリングが多くなっている環境においては、裸足やサンダル、草履は特に成長期の子どもたちにとっては不適当であると考えます。
ですので、1歳前後から幼稚園、保育園時代の間の靴選びはとても大切になってきます。
靴を選ぶ基本は下記の4点です。
①踵がしっかりホールドされている
②足指の付け根あたりで靴が曲げられる
③雑巾絞りのように捻れるものはNG
④紐がベストだが、ベルトの場合は足にしっかり固定できている
もう一点、サイズですが、子どもの成長は早いので、3ヶ月ごとに、0.5mm刻みでサイジングしていくことも大切です。
体の大元は足です。ここでケチって、大きすぎる靴、窮屈な靴を履かせることで、足の成長を妨げるようなことになれば、土台がいい加減な建物はヒビが入ったり、傾いたりしてきます。体も同じです!
教育の原則は、「必要な時に、必要なものを与える」です。
まさに、靴は、この教育の原則にのとっていただきたいですね!