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先生たちのブログ

当センター会長の手記 ⑫ -My Life with Fitness-
NPFC 概史:成長発展期(1978 年~1984 年) 2

(C)企業内Fitness Seminar による講演活動

新たなフィットネスの普及に最も大きな影響があったのは、全国各地の企業からの講演依頼であった。先駆的な企業内での人材育成と最新の情報を収集し、当時、国際的に広がり始めた Fitness 運動に先取りの狙いもあって、企業内リーダーシップ要請が殺到した。それは単発から合宿形式まで多彩なセミナ ーの要望を受け新たな啓蒙普及の大きな足掛かりとなった。

当初は YMCA 時代からの絆のあった地元企業からの講演依頼が多かったが、1973 年に始まった第一次オイルショックが契機で、社内人材の革新の機会ととらえた組合や人事部が中心になって、単に講演のみでなく合宿形式でフィットネス理論とトレーニング実習を併用したフィットネスリーダー養成の組織的セミナーの企画であった。最初は中部電力本社からの要請で、それまでになかった新たな宿泊研修プロジェクトで2泊 3 日のカリキュラムを作成し、体育館、宿泊所、セミナー内容、教本、修了認定証書など担当者と事前協議を重ね、新たな未知の挑戦が始まった。

その概要はこれからの企業レクリエーション活動のビジョン、新時代のリーダーシップ論、レジャー産業の動向分析、基礎的運動生理学、解剖学の初歩的理解、スポーツ障害と対策、傷害時の First aid、体力づくりの個別処方、コミュニケーション論と実務訓練、グループ活動の管理運営などの理論学習や、実技として多様な基礎体力評価(Fitness Test)、Aerobics, Combination Exercise,など未体験の厳しい実習で自己啓発の限界に挑戦し、新たな時代の企業内文化体育指導者を養成する企業戦略として注目された。

時を同じくして公共団体や社会教育関係なども一斉に新たなfitness文化に関心を示し、愛知労動協会、中部管区警察学校、中産連、商工会、愛知青少年協会、各市教育委員会などの積極的にプログラムが企画され、大きなうねりとなってフィットネスブームが到来したのである。

私共夫婦がそれぞれの専門分野を生かし、要請される主題に沿って連日のように全国を駆け巡った。小学生からシニアー世代まで、いつでも、どこでも、だれでもできるフィットネスライフの意義を訴へ実践的なフィットネスの生活化の普及で全国を走り回った。活動拠点は中部 6 県を中心に NPFC 事業の半分は講演活動を軸に広がっていった。NPFC 創設以来、思いがけない社会的追い風を受け健康ブームに乗れたことは幸運であった。

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