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先生たちのブログ

当センター会長の手記 ⑬ -My Life with Fitness-
NPFC 概史:成長発展期(1978 年~1984 年) 3

(D) 家族・幼少年のためのOutdoor 活動

Fitness 活動は各種の Gym や体育館やスタジオなど室内でのイメージが一般的であるが、私はその活動の場を野外にも展開しようと試みた。それが幼少年対象のサマーキャンプやウインターキャンプを中心とした多彩な野外フィットネスの企画であった。

アメリカではプレキャンプとして普及していたが、いわゆる Day Camp と称する宿泊を伴わない日帰りキャンプが当時は珍しがられ、特に幼少年を軸に3 日間程度の日替わりキャンププログラムで、早朝にチャーターバスに乗り、高原・海浜・湖畔などのキャンプ場をバス移動する。3 日間は異なった自然環境で多様な野外キャンププログラムを準備し、未体験を学習し、夕刻には自宅に帰るというプログラムだった。このようなキャンプ体験を積み重ね、やがて小学生高学年からは本格的なレジデンス(宿泊)キャンプに移行するという流れであった。

特に幼児期に親元から離れてキャンプ場で寝泊まりする体験は子供たちにとって一種の冒険であり、親にとっても心配でもある。そこで家族キャンプを思いつき、1 泊 2 日のキャンプ体験を試みた。当時は親自身がキャンプの原体験を持たず、飯盒炊爨やテント生活も未体験な親にとっても興味深いプログラムで申し込みが殺到した。それはやがて春夏秋冬にわたり徐々にキャンプから登山、スケート、スキ ー、ロングトレッキングなどから、やがては海外スポーティングツアーにまで及んでいった。

雄大な自然の空気、水、山野草、樹木、生物と共に多彩な教材に囲まれ登り、駈け、泳ぎ、造り、基本的なサバイバル技術を体得する野外フィットネスの共感を得ていった。

毎夏休みになると、家族連れ(幼児から祖父母を含む)で三重県の御在所岳の登山が恒例だった。日帰り登山であったが多い時は 100 名ほどの家族が参加し、標高 1500m の山頂目指して半日かけて急峻な山道を登る。孫が先導し、疲れると父が背負い、祖母と娘が手をつなぎ、途中の岩だらけの渓谷の広場でランチを交歓し、背丈を超える熊笹を押し分け、土砂の小道を滑りながらみんなで助け合って山頂に登りつめ大声で歓声を上がる姿に感動したものだった。

正月から2泊3日のスキー家族キャンプも毎冬のイベントで人気があった。観光バスをチャーターし車中での交流プログラムで友情の絆を確かめ、長野県や岐阜県下の様々なスキー場を巡回しながら親子 が互いにが白銀の世界に戯れる姿は、本当に Fitness Family の健康な実践の場として印象深いものであった。
また夏休みは上高地の小梨平で 5 年間継続してキャビンを借りて、広場で満点の星座に夢を描き、友情のキャンプファイアーで絆を固め、明神池や大正池のハイキングに想い出を刻んだ。

冬の白馬山麓や爺ガ岳、五竜岳などのスキー教室も常に超満員の盛況で、幼少年や親子で触れ合うウインターキャンプの華であった。特に山田温泉スキー場は家族スキーに最良の地形で、10 年以上慣れ親しんだ想い出を築いた。いずれにしろ雄大な自然に囲まれ、時に厳しく、時に穏やかに多彩な時間を過ごしながら月(天気図や気象)・火(栄火、防火)・水(給水、排水)・木(毒性,薬性)・金(営繕技術、雷雨)・土(安全土壌)・日(日射,熱エネルギー)などの多義にわたる知識や経験を学び、基礎的なサバイバル能力の開発や研修の絶好の機会として企画され継続されていった。

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