お知らせ・ニュースNEWS

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2020.7.2

withコロナ時代。親として大切にしたいこととは…

突然ですが、私の母を紹介します。

昭和7年生まれ。御年88歳、米寿を迎えました。

その母が、私が高校生の頃だったと思いますが、何気ない普段の会話の中で、「私たちの年代の人間は戦争で苦労した。人は一生の中で、どこかで苦しい時期を過ごすもの。あんたたちは、今すごく恵まれた時代に生きているけど、いつか厳しい時を体験すると思うよ。」と。

その「厳しい時」が、この2月に、全く予期せぬ形で私たちを襲いました。

そうです、新型コロナウィルスの襲来です。

3月から5月一杯、通常の教室は全て休講になりました。

6月からようやく6割程度戻り、7月からは通常通りに戻れそうですが、新年度の切り替わりの頃に全教室が休講になってしまいましたので、新規入会会員の募集が全くできず、会員数は前年度の7割程度にとどまっています。

幼稚園、学校は休校、自粛で外出もままならない状況が長らく続きました。

親御さんも仕事の調整やら、自宅でのテレワークで、その中で子供たちも在宅で一緒に時間と場を共有していかなくてはならなかったですね。

目には見えない敵を相手に、また先が見えない状況の中で、子どもも大人も心身ともに疲労していたことと思われます。

こうした状況下で、何か我々にできることはないかとスタッフと考え付いたのが、YouTubeやオンラインを活用しての体育教室でした。

各家庭で環境がいろいろ異なることから、いくつかハードルがありましたが、スタッフもがんばってくれまして、5月中に延べで300名近くの参加がありました。

体を動かす機会が減ってしまい、体力が落ちたとか、太ってきたというお話も親御さんからお聞きすることがあり、こうしたオンラインを活用した運動の場の提供はありがたいという声もいただけて、やりがいを感じました。参加いただいた皆さんには本当に感謝でした。

予定よりも早めに緊急事態宣言が解かれ、学校、幼稚園も分散登校や時差登校などもありましたが、ここにきてようやく通常に近い状況になりつつあるようです。

しかし、新しい生活スタイルなるものが生まれ、大人も子供も、マスク、ノー密、ソーシャルディスタンスを余儀なく強いられるようになりました。

今、私が危惧していることは、「他人との距離を取れ」という常識。こういう言い方をすれば聞こえは良いですが、辛辣にいえば「人を見たら避けろ!」ということですよね。

我々大人は、現在のコロナ禍を理解して、本来ではないこの事態を受け止めることができます。

しかし、成長過程にいる子どもたちは、人としての基本である“触れ合う”学びの最中です。

この“触れ合い”が不十分で育った人間はどんな人格となるのでしょうか・・・

実はすでにこの“触れ合い”の問題は、親子のスキンシップ不足として社会問題のなって久しい事実です。

それが、今回のこのコロナ禍で拍車をかけることになることを大変心配しています。

当方のクラスで子どもたちの様子を観ている限りですが、コロナ前と比べてすごくストレスをためている感じではないようですので、少し安堵しています。

注意したいのは我々大人側と思います。

毎日コロナ感染の情報がメディアを通して流れてきます。

そのニュースを聞きながら、どんな表情をして、どんな言葉を発しているでしょうか…

子どもたちは親の言動に敏感です。

メディアにあおられないように、そして子供たちを恐怖に陥れないように、今一度、我々自身を客観的に見つめ直すことが大切ではないでしょうか。


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