師走入り、今年も残すところ3週間ほどとなりました。
今年はどんな年だったか、と振り返れば、「コロナの一年だったね」とほとんどの方が思うでしょうか。
そうですね。3月から5月一杯、当方も通常業務は100%止まりました。
今年は当方の創立50周年の年でした。すごい年に当たりました。
予定していたことがことごとく消滅し、足が止まりそうにもなりました。
しかしスタッフと共に智惠を絞り、会員の皆さんとなんとかつながっておくために、何ができるかを考え、実行しました。
「売上」というビシネスの側面では失敗でした。しかし、そこで学んだことは、知恵となり今に、そしてこれからの事業に良い影響をもたらすことを確信しています。
この1年で、学んだこと、気が付いたこと、再認識したことが2つあります。
そのひとつ目が、「とにかく動け!」でした。
目標を決め、計画を立て、用意周到で行動を始めることはもちろん間違いではないでしょう。
しかし、想定外、緊急事態の時に、腕組みして考えていては解決の道には進めないということです。
もちろん、大前提に、自分ができること、というよりも自分が求められていること、それが何かをしっかり自分の中で理解しておくことが大切です。
その上で、大きな、それは漠然としたものでもよくて、そちらの方に進むことだけを心して、あとは一歩足を進める。
その中で、目標が見えてきて、計画は立てられ、好循環が始まる。
この1年で気が付いた2つ目は、「想定外のことは想定内だ!」です。
日本人は平和ボケしている、ということが肚に落ちた気がします(戦争体験者の皆さんのレベルではないでしょうが)。
合わせて、「平常心を保つこと」も大切なことと思いました。
平常心でいるというのは、ただ心静かでいるだけではなく、いつも心静かだからこそ、微妙な異常に早く気が付くわけです。
冷静なアンテナはいつも伸ばして、磨く努力を続けないといけない。
ま、いずれにしても、言うは易し、行うは難しではあります。
平常心を保ち、情報選択のアンテナを磨くために、普段からできることは何でしょうか…
それは、五感を使うことだと思うのです。
五感-視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚です。この一つ一つを体感すること。
その体感できる場面は、身体を動かしている時ではないでしょうか。味覚は運動の後の水を飲む時ですね!
私はフィットネストレーナーとして35年、身体を動かすことを多く方々と共に続けてきました。
この度のコロナ禍もやはりフィットネスで切り抜けてきました。
運動は、人間にとって“喜び”をもたらすものです。これは脳科学的にもわかってきています。
喜びの感情は、人を元気にしてくれます!
まずは体も心も元気であること。
ここが生きることの大前提です。
今またコロナが広がる事態ですが、まさにアンテナを磨きつつ、客観的な情報を収集し、少しでも体を動かす(今よりも10分増やす)ことを実行してみてください。
運動の後は、何とかなる、という思いになることがままあります!
これは根性論ではなく、繰り返しますが、脳科学的にわかっていることです!
この年末年始、コロナでますます動かなくなりそうな雰囲気ですが、誰かが何かしてくれることは100%ありません!!一人一人が、小さな行動を起こし、続けていきましょう!!
来年が素敵な年になるかどうかは、皆さん、自分次第ですよ!!
顔晴りましょう!!